弾丸バンコク2014 2日目

朝食ビュッフェで一番ときめくのは塩たまごや皮蛋やピクルスを思いのままに入れたおかゆカリカリベーコン評論家的には、シャングリラのかりかりベーコンは星2つくらいかな。あと、Japanese steamed eggなる茶碗蒸し的なものがあって、超うきうきでいただいたら具がわかめだけという斬新な一品だった。ゆっくりもりもり幸せな朝食タイムを終え、本日もプールの川沿いエリアに陣取って黙々と読書&船ウォッチ。部屋から川を見ていたときに黄色い船が何艘も連なって移動していて気になってたんだけど、近くで見たら、川に浮かんでる草とか枝とかを回収してるっぽかった。働くねえ。

午後になってちょっと小腹が空いて来たので、ホテルを出てロビンソン方面に散歩に出て、おなじみの汁ビーフン屋でお昼。さらに屋台でカットマンゴー買ったんだけど、甘くない、唐辛子&砂糖をつけて食べるバージョンだった。あとセブンでビール買おうとしたら、5時以降じゃないとお酒売れないんですー、って言われた。今まで知らなかった!
市場のなかや路地裏をぷらぷらして異国にいる感を満喫。この猫、写真とってる間にわたしの脚のあいだをニャアアぁと鳴きながらくぐりぬけていって可愛かった。

またプールに戻って読書&スイム。たまに橋のうえでBTSが止まってて、しばらくすると動き出す、という現象を何度か目にしたんだけど、後にその理由が判明するのでした。
夕方ごろまでプールサイドでごろごろして部屋に戻り身支度。スカイバーでひとり夕陽を眺めながらちょっと一杯飲もう!とはりきってルブアに行って耳キーンってなりながら上まで登ったら、狭いウェイティングエリアに通され、バーエリアに案内するのにあと15分くらい待っててください、と言われ、なんとなく面倒になって退散。サバーンタクシーン駅に行って電車に乗ろうとしたら反対方向に行く電車で、あれ?と思ってまたしばらく待ってたら同じホームにお目当ての電車が入ってきて、あれ?ここって単線なの?と初めて気づいた!よくみたらホームの地面に微妙に乗り込む場所をずらして案内が書いてある。橋の上で止まってた電車は、この駅で鉢合わせしないためなのね。この非効率さが廃止説の理由なのかな?
チットロムまで行って、Thannでお買い物しようとゲイソーンの中をうろうろしてたんだけど、どのお店も全然お客さんがいなくてなんとなく心配。いつもあんなかんじだっけ。
カオマンガイを食べにガイトーン・プラトゥーナムを目指す。渋谷にもあるけど、まずは本店のお味やいかに。道中、なんか雰囲気のいい運河を見かけた。

お店に着いた、と思ったんだけど、ピンクのユニフォームで有名なはずが、店員さんが全員黄色いポロシャツを着ていて、よく似たにせもののお店なのかと若干不安になったけど、エプロンは鮮やかなピンクなのと、店内に日本支店オープンのポスターが貼られていて(福岡にもオープンするみたいです)、店頭の大行列もそれっぽいし、大丈夫なはず、と入店。黄色いポロシャツは月曜だったからかな?と後になって気づいた。カオマンガイのお味は普通なかんじ。
十数年前に一度だけ食べた、カオサンのはずれで腰の曲がったおばあちゃんが出していた屋台のカオマンガイが信じられないくらい美味しくて、その後数週間インドに行って戻ってきたらもうその屋台は無くて、幻の美味となってしまったあの一品がわたしのベストカオマンガイ。もっちもちのお米が忘れられない。あのおばあちゃんの人生がどんなものだったのか知る由もないけれど、世界の片隅で未だに彼女の作ったものを思い出して幸せな心もちになる人間がいるというような物を残していたことが羨ましい。などとつらつらと考えながら、スーパーに寄ったりしながらセントラルワールド方面に歩いて戻る。
ZENの前あたりにスヌーピーが大量繁殖していて壮観。これ、上から撮ったんだけど、かーなりの人出だったにも関わらず、人よりスヌーピーパイセンのほうが数が多い。Facebookにあげるんだろうなー、という感じのサンタ帽かぶって写真撮ってる若者がいっぱいいた。クリスマス直前にバンコクに来たのって初めてなんだけど、仏教国でも盛り上がってるね、クリスマス。

せっかくなのでエラワン・プームに行ってお線香と花輪を備えてお願い事。次回は舞踏を奉納しよう。

BTSでホテルに戻っていると、サバーンタクシーン駅の前で電車が一時停止。きっと駅で反対方向行きのが停車中なのだね。サバーンタクシーン、廃止にならないで!でも単線はどうにかして!
駅からホテルに戻る途中、屋台のイカ焼きに異常に心を惹かれて思わずオーダー。注文してからじっくり焼き上げるので、手持ち無沙汰でずっと屋台のおばちゃんと微笑み合う。焼き上がったものを包丁でぶちぶち切って袋に入れてなんか辛いスパイスを投入してできあがり。部屋でChangを飲みながらなかなか幸せな晩酌タイムでした。