スペイン旅2015 Day 3 バルセロナ-マジョルカ島

前日に見つけた間違いなく素敵そうなカフェに赴いて朝食。Escriba Gran Viaというケーキ屋さんで、店頭に並んだパンも美味しそうなオーラ全開。カスタードクリームが挟まったペストリーとサーモンのキッシュ(あたためてくれる)で至福のdesayuno。芸術的なケーキもどれも美味しそうで、後半の滞在でまた行こうと話していたのに忘れていたことを今思い出した。
午後のフライトまでまだ時間があるので、何しよー、どっか行くー?とぐだぐだ話しながら、とりあえずサグラダ・ファミリアにあいさつしに行くことに決定。かつてメトロの駅から地上に上がり、振り向いたときに見えた教会の迫力にものすごく感動した思い出があるので、Aに「まだ振り向いちゃダメ!まだ!」とタイミングを指導しながら振り返ると、いらっしゃいました。ご無沙汰しております。

近くにあったバルサのオフィシャルショップできゃっきゃはしゃぎながらグッズを物色したあと教会の反対側に回ると、新しいとこできてるー!作風が全然ちがって新鮮!



ふたたびメトロでUrgellに戻り、通りすがりのバルでカウンターに座ってピンチョスをあれこれ頼んで飲酒。ホテルに戻って荷物をピックアップしがてらエアポートバスの停留所のありかを教えてもらって出発。このときの宿泊先はHOTEL SOHOというおしゃれ系を目指したかんじのホテルで立地はパーフェクト、スタッフもフレンドリーで居心地よかったです。唯一の難点はバスタブのカーテンが無いのでものすごく神経をつかいながらシャワーを浴びなければならず、一瞬の気のゆるみで床がべしゃべしゃになることぐらい。

バスでさくっと空港についてVuelingでチェックイン。今回はじめてその存在を知ったバルセロナベースのLCCで、国際線もけっこういろんな場所に飛ばしてる。マヨルカに決める前に、やっぱチュニスに飛びたいんだけどなあ、モロッコ方面もいいなあ、いっそのこと東欧にする?などといろいろ検討の余地があって楽しかった。空港のセキュリティを抜けたエリアにあったNaturaというセレクトショップにどハマりして、かごバッグとかサンダルとか買って島に行くモードが加速。なんかテンションあがってきた!

Vuelingはシートピッチが非常に狭い以外は特に問題なし。離陸が遅れてたみたいだけど、乗り込んですぐに爆睡したので覚えてない。おそらく50分くらいでマヨルカ島に到着。空港からタクシーで1時間ホテルに向かう1時間ほどのあいだ海は一切見えず、ドンキホーテが戦いを挑みそうな風車がたたずんでいたり、でっかいロールケーキみたいなのがごろごろしてたりと、ひたすらのどかな欧州らしい農村の景色が続き、やがて閑静な入り江のホテルに到着。


無料wifiはロビーのみなので、チェックイン時に1週間15ユーロのパッケージを依頼。1日300回くらい再ログインを要求してきたけど、まあ、よかです。夕方ということもあってかバルセロナから着てきた長袖のTシャツ&パーカでもちょっとひんやりするくらい。冷え冷えとしたビーチを散歩。

敷地内のスーパーに買い出しに行き、水飲み星人のわたくしは5Lの水タンクを抱えて帰路に。
部屋のバルコニーから見える地中海にテンションあがる。


宿泊した場所には敷地内にいろんなスタイルのホテルやコンドミニアムが散らばっていて、わたしたちが泊まった建物は未成年お断りの大人用ホテル。大人用というか我々がまさかの最年少レベルという落ち着きっぷり。そのためリゾートでありながらものすごーーーーく静かな雰囲気で最高に居心地よかった。シーズンオフというのもあるのかな。
そしてこのホテルだけかもだけど、朝食&夕食つきで、夕食の提供が18:00-21:00というスペインにあるまじき時間帯。さっそくレストランに行ってみる。お酒は別料金だけど高くないのが素敵。ワインのボトルはたしか11ユーロくらいから設定されていた気がする。ビュッフェの料理は思いのほか美味しくて種類や品数が豊富で、野菜やフルーツやデザートがたっぷり、日々のバリエーションも豊富な優等生。デザートのところに小さな皿に載ったでろでろにとけた黄色いゼリーが初日にぽつんと放置されていたのが、我々のツボに異常にハマり、毎日黄色いゼリーチェックを欠かさず。二日目以降はちゃんと大きな容器に盛られていて、さっぱり目のお味でした。以上、どうでもいいマヨルカ島の黄色いゼリー情報でした。

ゆっくりお風呂に入り、失神するように就寝。