Throwback Monday

昨日のオフ会参戦にあたり乗り物系の思い出ネタで何か面白写真はないかと探してみたものの、ヘンな飛行機(メルパティ航空とか)や機内食(球体のザーサイ真空パックとか)などがまったく写真に残ってなくてがっくりだったのだけど、すっごい懐かしい写真がざくざく出てきた。ブログを始める以前の旅って言語化していないせいかふわっとした記憶しか残ってないから、久々に写真で見るとめっちゃ新鮮。

ここは行ったことすら忘れてた!ペルーのチチカカ湖の、葦でできた島。


島のはしっこはこんなかんじで処理されてます。旺角の痛快うきうきスニーカー通りで買ったエアマックスが懐かしくて泣ける。十数ヶ国を一緒に旅して、ランニングを始めた当初も活躍してくれて、最後には底がぺろーんとはがれたのだった。


これはカプリ島。青の洞窟を見たい一心で乗ったナポリからのフェリーが壮絶な大シケに見舞われ、生まれて初めて船酔いして胃がからっぽになるという船乗りの娘にとって最大の屈辱。そしてヘロヘロになって島にたどり着いたところで、今日は波が高いから青の洞窟は行けないよ〜、と船頭さんたちに言われ、胃が水すら拒絶するのでカフェに入ることもできず、海辺でひとり茫然と立ち尽くしたまま帰りの船を2時間くらい待っている間に雨にざあざあ降られて完全に心が折れきった状態で撮った虹です。泣き空レインボー。


腹心の友まさこさまとサイパンでパラセーリング。このあとひざのあたりまで海に落とされるプレイ付き。


中国大陸縦断で2泊3日で列車に乗りっぱなし(4人部屋の軟臥をふたりで使用して超快適。その後の経路で乗った硬臥の辛さよ)だったとき、夜中に走行中の列車の窓の外から大きな石が飛び込んできてガラスが割れて就寝中の友人の顏に軽くガラスが飛び散った(本人は無傷)というミラクルが起きた現場。


カトマンズのお寺で日の出を待つの図。隣の男子とはちょうど先週、「さすがにおっさんになってきたね」「ちょっと!アンタも同じだけ年とったんだからね」とチクチク言い合いながら飲んでたとこだった。そういえば上記の窓割れ事件で顔にガラスを浴びたのはこの友人でした。


これはデスバレー。デルタ航空のスタンバイパスという神チケットでアメリカを2周くらいぶんぶん飛び回っていたとき。デルタのプレッツェルは一生分食べました。この写真を撮ってくれた友だちは、もうこの世にいないのが寂しい。旅の途中で彼女と出会い、サウスダコタネバダ、カリフォルニアを車で連れまわしてくれたのがテルマ&ルイーズっぽくてめちゃくちゃ楽しかった。Kちゃん本当にありがとう。


The Oriental Bangkokが世界一のホテルと称されていた時代。ターンダウンのときにジャスミンと詩を置いてくれるサービスって、マンダリンになった後もやってるのかな?


ポスポラス海峡。鯖アレルギーだけどサバサンドにハマって毎日食べてたら、イスタンブールを発つ飛行機の中で発疹がかなりヤバいレベルになってて震えた。でもまた食べに行きたい。

これは内モンゴルですね。北京語のセンス皆無なわたしの「去!去!」という指示が馬にまったく伝わらず途中で皆から置いてきぼりとなり、見渡すかぎり誰もいない広大な草原にただ一人&一頭でぽっつーーーーーんと取り残され、聞こえるのは風の音と馬が草をもしゃもしゃ食べる音だけ、というあの圧倒的な孤独。。。


初ハワイ。ダイアモンドヘッドと自分の頭が偶然かぶってウェーイ!ってかんじのアホっぽさが気に入ってる一枚。


15年くらい前のシェムリアップ。ここからタイ国境まで車の後部座席に4、5人(わたし以外は全員地元のひと)でぎゅうぎゅうになって座り、ぼっこぼこの道路を5、6時間のあいだずーーーっと車の天井に頭をぶつけ続けながら走る修行ロードだったんだけど、なぜかすごく楽しくて、今思うと若干のマッドマックス感。


実家から東京に持ってきたインドの旅の写真、この1枚しかなかった。ウケる。人生でもっとも濃い旅だったのに。


これけっこう貴重だと思う!20年前のサグラダファミリアの内部!だぶっとしたコートとデニムのラインに時代を感じるわ。



この20年のあいだに、写真の中のお嬢さんたちの片方はCAになって二児の母になってヨガの先生になり、もうひとりは未婚のプロになり、バルセロナの教会はこんなに美しくなりました↓