故郷の味

美味しんぼ」の舞台が長崎だったよ、と会社の人が最新刊を貸してくれました。あの漫画、初めて読んだんだけど98巻まで出てるんだー。
知らん郷土料理ばーっかし出てくるけん、ビックリしたよ。長崎も広かばいね。きびなご(ナンプラーの材料だとは知らなかった!)を大根と一緒に甘く煮た料理というのが懐かしかった。あと、大村寿司がものすごく沢山の砂糖を使用していることに驚き。おいしいよねえ、大村寿司。そして長崎の料理は砂糖を多用するところから、甘い味付けの料理を「長崎から近い」、甘くない場合は「長崎から遠い」と表現することも、知らなかったよ!越中先生が登場したのが懐かしく嬉しかったです。

漫画には出てこなかったんだけれど、わたしが上京して初めてそれが長崎独自の食文化だと知って驚いたのは、結婚披露宴での「お鰭(ひれ)」でした。披露宴ではまず乾杯よりも何よりも先に出席者全員が魚のお吸い物を食べる、というアレ。あれは日本のスタンダードだと思っていたのに、東京で披露宴に出たら乾杯の前のお吸い物が無くてびっくりしたのでした。日本は広いよね。