第二次去台北 Day2

marik2007-09-15


ゆっくりめに起床。部屋にiPod用のスピーカーがあるという素晴らしい設備ゆえ、レッチリを流しながらひとはしゃぎ。

朝ごはんは小龍包!タクシーで鼎泰豐へ。小龍包2種に空心菜いため、炒飯に玉子スープで午前中からがっつり。そのまま冰館に直行するつもりが、別腹さえ満タンになってしまい、しばし腹ごなしの必要に迫られ永康街周辺をそぞろ歩き。非常にごきげんで♪てっにいっれろっ!ドラゴンボールっ!と合唱しながら歩いていると、ふいにクマに「わたしたち、平均年齢35歳なんだから、もっと大人っぽい歌を歌わなきゃダメだよ」とたしなめられる。そうよね。今日でわたしはまた一つ年を取るのであった。

ペットショップの店先の異様にテンションの上がりきったプードルを観察したりしながら歩いていると、青と白のインドっぽい建築様式の大きな不思議な建物を発見。何これ?何これ?と建物のまわりをぐるぐると回っていると、淡江大学という看板を発見。へーーー。淡水にあるジェイの出身中学みたいな名前だわ、と思っていたら、どうやら淡水に本校がある大学のよう。

お腹に少しスペースができたので、冰館へ。マンゴーかき氷をシェア。おーーいーC〜!マンゴー&練乳って世界最強の組み合わせや。前回は冬だったのでこれが置いてなくて、ぶるぶる震えながら苺のかき氷を食べたのであった。あれもおいしかったけれど、逆に今の季節には食べられないのだね。

タクシーをひろって次に向かうのは迪化街。乾物の問屋街にてからすみと干しエビを購入。お店の人が食べさせてくれた黒い落花生がきわめて美味だった。問屋街には、クマの天敵であるシイタケの干したものがびっしり入ったでっかいビニル袋があちこちに置いてあるので、私はとても楽しかった。

適当にぷらぷら歩いていると、今回どうしても行きたいと願っていた場所に到着。月下老人をまつってある霞海城隍廟というお寺。このお寺にお参りすると、恋愛運に絶大な効果があるとの話。お線香と金紙を買って中に入ると、日本語を話す係の人がつきっきりでずっと参拝の手順を教えてくれて、それはもう、真剣に、真剣に祈りましたよ。参拝のあとに廟の中でお菓子を食べたりするのがなんだか楽しい。最後にピンクのハートがついたお守り(中に銅銭と赤い糸が入っている)をいただいて終了。

地図を見たら中山駅まで歩いて行かれそうなので、リージェントにでも行ってお茶しよう、と歩くことに。暑い。しかし楽しい。歩いているだけでワクワクが止まらない香港とはまた異なる、じんわりと落ち着いた心持ちになれる台北の街並み。同じ繁体字の看板が並んでいるのに、雰囲気が全然違うよなあ。

衣蝶などちょっとのぞいたのち、通りすがりのさほどおしゃれっぽくはないブティック的な店で、こういうワンピースがほしいなあ、と今まで思い描いていたものに近いものが見つかり購入。晶華飯店に到着し、ラウンジでコーヒーを飲みながら休憩。結構歩いた。

下のDFSをのぞくと、Diorにあったフューシャピンクのバッグに心を撃ちぬかれた。がわいーーー!秋冬のダークな色合いの服やコートに合わせてこれを持ったら、ぜーったい、ぜったい可愛い!が、しかし、最近あまりにも散財しすぎな私の中の財務大臣はがんとして首を縦に振らない。日本とそんなに値段は変わらないよ、というクマ情報を信じて、ここでの購入は諦める。

ホテルからタクシーに乗って行天宮へ。そのまま地下道へもぐり、占い横丁へ。通りすがりに目が合った女性占い師のもとで占い開始。まあ、まあ、なるほどね、ナットク!ということをいろいろと言われたのち、進行形の案件について伺うと、「年下との結婚は絶対に避けるべし。苦労します」と断言され、一気にどよよよよよーーーーーーんと。ダメか。駄目になるのか・・・。これからあと3人の男性と付き合ったのち、年の離れた金持ちと結婚するらしいデス。むむむ。

トータルでは良いことを沢山言われたはずなのだけど、どよよよよんとした心持ちのまま、足ツボマッサージへ。これまで足ツボで悶絶したことって一度もなくて、テレビで芸人が罰ゲームの足ツボマッサージで大騒ぎしているのを見ると、「や、大げさな」と思っていたけど、今回はもんのすごーーーーく痛かった。芸人ばりのリアクションをしてしまった。なぜかしら?ありえないくらい仕事が忙しくて不規則な生活が一年以上続いていて体がボロボロでもおかしくないはずのクマが、まったくケロっとしているのが信じきれない。食事もごく少量でバリバリ働く低燃費だし、未来型ロボットは彼女のひな形で作るといいと思う。

足に羽が生えたかのような軽さで歩いていると、曼都美容室を発見。台湾式シャンプー、一度やってみたかったのです!「シャンプー、シタイ、イマ、ダイジョブ?」と受付で聞くとOKとのこと。さっそく椅子に腰掛けて肩を揉んでもらったのち、髪に直接シャンプーの原液が塗布され、少しずつ水を加えながら、もわもわもわもわ泡立て開始。マッサーヅ気持ちヨス。我々の長い髪をツーンと尖らせたりするのが面白かった。洗い流す段階で、普通にシャンプー台へ歩いていって洗い流し。ていねいなていねいなブローで、なかなかよいかんじの巻髪に。これで600円ってすごい。

頭を洗ってすっきりしたところでタクシーでホテルへ戻り、着替え&化粧直し。MRTで国父記念館駅へ。向かった先は、Mr.J!地図を片手に歩いていて、はるか遠くにピンクの看板が見えた瞬間、「あれ、あれ。絶対あれ」と分かってしまった己のマニアックさが憎い。異様に背の高いドアを開けるとそこは・・・ああ、なるほど。この後夜市に行くつもりなので、少しだけね、と、エスカルゴとサラダとロブスターのパスタをオーダー。ああ、なるほど。ほんのり中華な味がした気がします。入り口の天井に下がっているシャンデリアがかわいかった。誕生日ディナーをジェイ・チョウさん経営のレストランでごちそうになる(ジェイにじゃないが)ことができて、ファン冥利につきます。

駅の近くの豆花屋で、マンゴーの豆腐花を賞味。お・い・しーーー!甘いもの欲をすっかり満たされて、夜市まで出向くのが億劫になったので近くのバーにでも行きましょうということに。SOFAという店が気になっていたので捜し歩くも、地図上の場所にかような店が存在しない。ええーー。地図が読めるのは数少ない特技なのに・・・もはや、それもダメか・・・。と諦めモードでぐるぐる歩いていて、もういいや、あの店にしようよ、と向かった店のとなりに、SOFAがありました。が、しかし、中高生御用達のファミレスみたいな雰囲気で何かが違うので、やはり隣のバーへ。ピニャコラーダとコスモポリタンを飲んだあたりで、「占いは、いいことだけを信じよう」という結論に(まだ気にしていた)。

ホテル近くのWatson'sでコーセーのジェマちゃんのポスターが目に入ったせいで、ホテルへの道を歩きながらクマが突然福山雅治の物まね(♪っだーいっじょぉっぶー、という歌ね)をしはじめた。似てる!福山の物まねをあんなに完璧にやる女子を初めて見た感動に打ち震えた。

部屋に戻ると、ホテルからのバースデーカードとギフトが置いてあって感激。盛りだくさんの楽しい誕生日でした。