フォスター+パートナーズ展


このエキシビジョンおもしろかった!冒頭でフォスター+パートナーズが手がけたプロジェクトが列記されていて、それらの写真を眺めているだけでもめっちゃわくわくする!

わたしの中でノーマン・フォスターといえばHSBC香港。模型だけでときめいちゃう。中銀大履に向けた屋上の大砲(風水ウォーズ)は後付なだけに、模型には反映されておらず。


そして建設中の写真に興奮!ちょっと九龍城っぽい。

HSBCで働いてる友だちが、他部署に行くときとか社内での移動が結構めんどくさいんだよー、と言ってたんだけど、完成後の内部の写真を見たらなるほどたしかに、と納得。


アンマンの空港がここのプロジェクトだったとは知らなかった。この空港はほのぼのした思い出があるのでわりと好きなのだけど、こんなにかわいらしいデザインだったとはまったく気づかず。

エレメンツやICC周辺の西九龍文化地区の開発もがっつり手がけているとのことで、サステイナブルな街の構想や模型をとくと拝見したのだけれど、香港感が皆無。きれいで整然としていて環境に優しいという新しい試みをほどこされる中国の一地方都市といったかんじだけど、住んでいる人たちにとって憩の場になるのならば、よいことなのでしょうね。東京にもこういうエリアがあれば素敵だなあ、作ってほしいなあとは思いました。せめてスタジアムのこけら落としはアンディかアーロンさんあたりに派手にやっていただきたいね。

緑地をぐるりと円環状に取り囲むアップルキャンパスの構想が楽しそうでうらやましい。あと、フランスのミヨー橋を通ってみたいなー。
スペイン国内にもいくつかフォスター+パートナーズが手がけたものがあるのだけど、バルセロナには無かったのが、ガウディ天国&個性の強いカタルーニャ文化が色濃い街には食いこみにくいのかなと思ったり。

火星の住宅プランも浪漫があって素敵。リドリー・スコットの『オデッセイ』を早く観たい。火星でひとりぼっちのマット・デイモンが、3Dプリンターでこういう建物を作る話なんだよねきっと(おそらく違う)。