大パルコ人3 ステキロックオペラ サンバイザー兄弟



クドカンの舞台作品野中でもとりわけ一番大好きな大パルコ人シリーズ!役者たちの生演奏のライブ感とくだらなさのハーモニーが本当に素晴らしいのですが、今回もきれっきれで最高だった!!!建替え中の渋谷のパルコ劇場にかわって池袋のサンシャイン劇場での公演だったので、舞台の設定が渋谷じゃないのがさびしいなあとちょっぴり思っていたけれど、よく考えたらクドカンには池袋ウエストゲートパークがございましたね。池袋の扱いも慣れたものでした。

例によって、観ているあいだは散々わらいまくって、2回くらいマジで笑い死にする!!と本気で身の危険を感じた(デスクトップに表示される無数の煩悩と、山本譲二)んだけど、終わってみると芝居の筋や細かいネタをあまり覚えていない刹那的なエンターテイメント感がまた楽しい。2033年都知事選にもマック赤坂が出ているのがうれしい。あと、ポリスのネタが結構でてくるので、スティング好きにはたまらなかった。

瑛太が意外と歌える(ファルセットで甘いR&Bまで歌い上げる!!)のと、怒髪天のひとの舞台での演技が初めてとは思えない達者さにびっくり。そして結局は皆川猿時が力技で笑いをぜんぶ持って行くのがずるくて最高!ほんと幸せな時間だった。
サンバイザーなんて、大人になってはじめてかぶったよ!