2006-01-01から1年間の記事一覧

着流し姿ではなかったが

上映後会場を出る途中、前方から非常に好ましい容姿の男性が歩いてきたので思わずじーーーっと凝視してしまった。数秒後、西島秀俊氏だと気づきました。冬吾さん!そらかっこいいはずだわ。キラキラの芸能人オーラというより、リアルに素敵な男子の空気を身…

 三峡好人 @東京フィルメックス

三峡の水辺の絶景以外は、華やかなものや綺麗なものはまったく出てこないのに、「美しい映画を観たなあ」という気持ちに満たされた。ダム建設のために壊されていく風景の中で生きている人たちの日々の光景は、蒸し暑そうだしほこりっぽそうだし騒々しそうな…

ナチョ・リブレ 覆面の神様

ジャック・ブラックのタイツ姿をひたすら楽しむ90分。タイツ履いてちょっと動くだけでもずるいくらいに面白い体。孤児院の料理番が覆面レスラーに、という物語をベースにベタなコントが展開されるのですが、ジャック・ブラックのやることなすこと好感を持…

秋のジェイ・チョウ雑誌まつり

CREAのジェイ・チョウさん記事の、恋愛についてつっこまれてキョドる、おぼこい感じがたまらない。 本日発売のジェリーさん表紙のZU:Aのジェイは、ちょっと、これまで日本の雑誌に載ってきた中で一番の美麗写真じゃないかしら。ジェイのモノクローム写真って…

香港

ショックショックショック!セントラルのスターフェリー乗り場が先週でクローズされ、移転(IFC寄りに移動したのかな?)したのですね。知らなかった!そんなこととは露知らず、先月行ったときも「じゃ、また来るね〜」って気分で気軽に別れを告げたあの埠頭…

風が強く吹いている/三浦しをん 

まっすぐな、いい小説だった。箱根駅伝出場を目指す10人の大学生の個性の成り立ちが明確で、よくできている。彼らと一緒になって「無理なんじゃないかなあ・・・でも、この人についていったらなんとかなるのかなあ・・・いや、でも無理?どうなの?」と逡…

劉天王

アルファのサイトに、久しぶりにジェイ・チョウさんからの書き込みが。『クレイジー・ストーン』を見たよ、という内容。「劉天王が出資しているから、見てみようと思ったんだ。すっごく面白かったよ。映画の出演者の中に、ぼくの友達に似ている役者がいた(…

上映前に『王の男』の予告編が流れていたとき、友人が一人でクスクス笑っていたので、本編終了後に理由を問うたら、「あの映画のタイトルを、『玉の男』だとずっと思い込んでいた。『王』だったんだね」と激白されました。

百年恋歌

1966年、1911年、2005年を生きる3組の恋人たちを、スー・チー&張震が演じる物語。チー坊(スー・チー)三変化がとても魅力的。特に1911年の芸妓役での、しっとりとした身のこなしが美しかった。候考賢の映画を見たのは久しぶりだったけど…

表参道のカジュアル・フレンチのお店で、まさこさまの誕生祝い。やあ、おめでとう!あん肝をなんやかんや焼いたやつが美味しかったね。そして、われわれが共に過ごした歳月で蓄積され続けた、「使われていない記憶域」から呼び出される記憶の数々にいつも驚…

わたしを離さないで/カズオ・イシグロ

前知識もなく、淡々とした語り口に誘われてするすると読んでいると、いつのまにか途方も無く切ない世界に足を踏み入れていた。作者の想像の翼にひたすら感服。読みながら、そして読んだ後も心の中で何度咀嚼しても深い味わいが湧き上がる、素晴らしい小説で…

三茶の友人宅に、大人4人と幼児2人集合。昼から夜までずーーーっと何かを食べ続けて、嵐のように話し続けた。子どもが見ていたアンパンマンの主題歌の、♪なにがきみのしあわせ、なにをしてよろこぶ、わからないままおわる、そんなのはいやだ、わすれないで…

ホテルホテルホテル!

ホテル(NOT島津ゆたか's ソング。あれ?夏木ゆたか?)のことで頭の中がいっぱい。ガイドブックを揃え、年末の旅に向けてスイッチが入ったものの、欧州のホテルは高いということをすっかり忘れていたことに気付いたよ。ユーロとうまく付き合える気がしない…

ぎっくり腰になったった。ここ1年ほど腰痛が影をひそめていたのですっかり油断していました。ずるずると床を滑る→ハイハイ→つかまり立ち→よちよち歩き→二足歩行(そしてすぐに激痛)という、人間の成長の喜びを今日一日で経験できたヨ。こういう時に限って…

香港の旅日記を記入し終えました。はしゃぎすぎて長い。あらためて振り返ると、普段の自分からは考えられないアクティブさ。サム・リーの台湾金馬奨ノミネート、助演男優賞だと勝手に思い込んでいたら、主演男優賞だったんだ!初めてじゃない?すごいすごい…

Lost in Translation

東京国際映画祭では、あらゆる日本語のイベントに英語通訳が立ちあうのかな?『7月24日通りのクリスマス』の舞台挨拶でも『プラダ〜』上映前のトークショーでも感じたのだけど、ざっと見たかぎり観客の99%が日本語ネイティブの会場で、マイクを使って日→英…

 プラダを着た悪魔

パトリシア・フィールドすごい!ファッション万歳!という思いで溢れかえりそうな映画でした。とにかくスタイリングが素敵すぎる。編集部の衣装部屋の場面など、うらやましくて鼻血が出そう。原作に描かれているアンドレアは、編集長も悪いけどアンタも悪い…

7月24日通りのクリスマス

ようやく、はじめて、東京国際映画祭のチケットを取ることができました。と思ったらいきなり大沢たかおと中谷美紀様の舞台挨拶付きという贈り物まで。初めて肉眼で拝見する美紀様のご尊顔と立ち姿の美しさにほれぼれ。今ちょうど彼女の南インド旅行記を読ん…

 第10次去香港 Day 5

遊び疲れてグダグダに重い体を6時半に無理やり起こし、荷物をまとめてmichiyonさんより一足早くホテルを出て、九龍駅でインタウンチェックイン。そしてまたYMCA方面に逆戻り。あまり効率はよろしくないのだけど、仕方がないのであった。ペニンシュラのクラ…

id:michiyonさんと香港に行ってまいりました。今日のお昼にペニンシュラのプールサイドでのんびりご飯を食べていたのが、まるで100年前のことのように遠い。 michiyonさんとは昼間は行きたいところにおのおの散開し、夜はディープなトークてんこもりで、…

 第10次去香港 Day 3

尖沙咀の茶餐庁で牛筋麺やエッグタルトを補給し、MTRで樂富へ。駅に吉之島(ジャスコ)が直結していて便利そう。暑いのでゆーっくりゆっくり歩きながら、九龍寨城公園を目指す。人が少なく、のんびりした町並みが落ち着く。あと、カトリック系の学校が多いね…

 第10次去香港 Day 2

尖沙咀のHMVは、いつの間に移転してしまったのだろう。角にあった大きな店舗がadidasに変わっていてショック。移転先はそのすぐ近くとはいえ、なんとなく寂しい。そんな現HMVのビルの2階の牡丹庭で飲茶。いずれの點心も丁寧で繊細な味。食後は糖朝に移動し…

 第10次去香港 Day 1

午後3時頃、YMCA Salisburyに到着。今回はファミリースゥイートで広々。窓からの眺めは、ペニンシュラがメイン。まあ、ペニンシュラ別館だから。まずは重慶大履に赴き両替し、西瓜汁を飲みながら九龍公園を散歩。中秋節の名残なのか、キッチュなはりぼてが園…

九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 - City of Darkness 

ディーーーーーーープ。かさねがさね、返還前の香港に、そして九龍城に行ってみたかった。でも、いざ行けば行ったでわたしはヒヨって、奥深くまでは足を踏み入れられないんだきっと。ごく普通に生活を営んでいた人たち(インタビューの時点ですでに退去して…

香港のおさんぽ―迷い道をパノラマで! 

かわいい。いとおしい。こういう気の利いた写真たちを見ると、自分がいかに旅先での景色をぼんやり見過ごしているか、写真のセンスがないかということを思い知らされる。おしゃれ目線の欠如を。まあいいかー。かわいいなあ香港。

里帰り(心のふるさとに)の予定が無いときに香港関連の本を読むと里心がついて厄介なので、旅の前にしか読まないようにしている俺ルール。今週末の帰省に向けてようやく、この二つの写真集を解禁しました。ウットリー。

学校のあと6っちゃんと待ち合わせて、表参道のまい泉でヒレかつを食らふ。オン・サンデーズまで歩いて、前にhoneymilkさんとキャアキャア言いながら見た、素敵なテキスタイルの表紙だらけの来年度の手帳を再び吟味しつつやっと購入。迷った挙句、白地に花の…

じえるんサン

今、NHKでジェイ・チョウさんの歌唱を見守りました。モモタロさん・・・。や、がんばった!ジェイ、すごく色々詰め込んでがんばった!好きだ。大好きだ!

推薦図書

映画公開を意識してか、本屋でカポーティの書籍がまとまって平積みされている光景を最近よく見かけるのがシアワセ。この映画をきっかけに、人となりや作品に興味を持つ人が増えると嬉しい(わたしはカポーティの何なのさ)。彼の作品の原文にご興味のある方…

カポーティ

これはもう、カポーティを崇拝する者にとってはアイドル映画。カポーティが動いてる!話してる!お酒飲んでる!わお!とドキドキしながら拝見しました。カポーティというかフィリップ・シーモア・ホフマンなのだけれど。子どものような大人、あるいは大人の…