2009-01-01から1年間の記事一覧

そんな彼なら捨てちゃえば

飛行機のちっこい画面で見るだけでもすごく楽しめた映画だったけれど、映画館で友だちと一緒にゲラゲラ笑いながら観て、鑑賞後に「身に覚えがありすぎて痛い」と、身をよじりながら過去の己を省みるトークを繰り広げるのは、また格別の楽しさ。つくづく、主…

麻布十番祭りへ。気づけばお酒の入ったグラスを両手に持って闊歩している、いろんな美味しいものとお酒が饗される大人のワンダーランド。あともうちょっと人出が少なければ最高なのだけど、仕方がない。そのまま六本木へなだれ込み、浴衣姿で六本木に行くの…

D’ou venons-nous? Que Sommes-nous? Ou allons-nous?

東京国立近代美術館のゴーギャン展へ。あの有名な「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」は、昔ボストンで見た記憶がうっすらとあるのだけれど、彼の作品を時系列に並べたなかで改めて見ると、ことさら感じ入るものがあった。一番最…

昨日は同僚宅で東京湾の花火鑑賞。おいしいご飯がいっぱいでしあわせだった。ミキシのニュースでジェイ・チョウさんがグリーン・ホーネットに出演決定!と書いてあって興奮。シンチー降板でどうなるかと思っていたカトー役に抜擢だなんて、素敵すぎる。ジェ…

外苑花火大会

東方神起はじめました(私のなかで)。今日はじめて生で見た。か、かわいい・・・かっこいい・・・。彼らの楽曲をちゃんと聴いたことがなかったのだけど、どの曲もキャッチーで心から楽しめた。いやいやいや、本当に素晴らしい。「ちょうかっこいい!」って…

1Q84

1Q84年の世界にいつまでもとどまっていたくて、ゆーっくりゆっくり読んでいたのに、とうとう読み終わってしまってさびしい。そこには得体のしれない黒い影や深い孤独が満ちているのに、なぜか不思議と居心地がよい1Q84年。久しぶりにどっぷりと、村上さんの…

マン・オン・ワイヤー 

1973年にワールドトレードセンターで綱渡りをした人とその仲間たちのドキュメンタリ。テレビで30分くらいの番組で見るくらいでちょうどよいような気がしたといったら身も蓋も無いけれどそんな気もした。マイケル・ナイマンの音楽がよかった(ちょっと睡眠…

honeymilkさんとペニンシュラのヘイフンテラスでごはん。ヘイフンとはなんぞや、と思ったら、「起鳳」と書くのね。縁起よさげなネーミング。内装が凝っていて素敵だった。ボックス席っぽいシートで落ち着いて食事できるのもよい。ワイン2杯つきのお得コース…

桜姫(7月版)@シアターコクーン

美しすぎて泣ける。数年前にコクーンで見た「桜姫」とはまた異なる演出で、進化する歌舞伎のしなやかさにシビれた。コクーン歌舞伎がある時代に生まれてほんとうによかった。あと、今年は同じ「桜姫」のお題で現代劇と歌舞伎と2ヶ月続けて見ることができた…

それでも恋するバルセロナ

Vicki Christina Barcelonaというタイトルを聞くたびに、語感とリズムが、なにかのおまじないみたいで妙に好きだなー、と思っていたのだけど、ヴィッキーとクリスティーナがバルセロナに行くお話であるがゆえのシンプルな題名だったのか。ビッキークリスティ…

重力ピエロ

この作家すごい!天才や!と、伊坂幸太郎と衝撃の出会いを果たしたのが「重力ピエロ」だったのに、結構な割合で小説の内容を忘れていた。あまつさえ「あれー、放火犯って結局だれだったっけ」と、映画を見ながらぼんやりかんがえる始末。なのでとても新鮮に…

桜姫 (6月版)@シアターコクーン 

今月のコクーンの桜姫は現代劇バージョン。歌舞伎の壮絶でしっとりした美しさとはまったく異なる、南米を舞台にした乾いていてそれでいてじっとりと汗ばむような空気感が、それはそれで気に入ってしまった。大竹しのぶと勘三郎さんという、北島マヤ級の役者…

最近みたもの

朝からCNNを見ていて、まだ未確認なのですがー、と言っている状態のときは"Michael Jackson DIES"と表示されていたヘッドラインが、死亡がコンファームされたという報告の直後に "Michael Jacskon DIED"に変わって、なんだかぐっと悲しい気持ちになった。(で…

お買い物中毒な私

原作の"Shopaholic"シリーズは、読むたびに主人公のだらしなさと適当なでまかせぶりにイラっとするのに、その悪運の強さに爽快感を感じるのでついつい読んでしまう魔のシリーズ。映画は、エピソードや設定をかなり上手にまとめていて、きらめく洋服や靴の数…

お台場にて水辺の景色を見ながらランチしよー、とお出かけしたものの、どんより曇り空。でも、ひらけた景色を見ながらまさこさまとゲラゲラ笑いつつビールを飲む休日の昼ごはんは本当に楽しい。「お買い物中毒な私」を見て「明日はわが身・・・」と震えあが…

言えない秘密

家から徒歩5分圏内でジェイ・チョウの映画が上映される日がくるなんて!感動に打ち震えつつ4回目の映画館での鑑賞におもむきました。何度みても、フィルムに切り取られた台湾のしっとりとした風景にじんわりきて、ピアノバトルに心を持っていかれ、あの、…

三茶で「言えない秘密」上映中!!

あいほんのケースでぐっと来るものが見つからず、自力で作ってみました。表裏みっしりと、総スワロフスキーざあます。叶姉妹に負ける気がしないよ。 はじめてのデコ電作成でスワロの分量の目安がわからず、使ったそばからガンガン無くなっていくので、ハンズ…

飛行機の中で観た"Bride Wars"と"He's Just Not that Into You"が、とっても面白かった!! "Bride Wars"は、The Plazaで結婚式を挙げることを、子どもの頃から夢見ていた親友ふたりがそれぞれ結婚が決まり、同じ日にしか予約が取れなかったことで壮絶な戦い…

先週末から水曜まで香港に行ってきました。両親と海外で落ち合うのは10年ぶりで、父親と香港で会うのは初めてだったんだけど、香港歴50年(!)の父と街を歩きながら昔日の香港の様子や各年代の変化についてあれこれ聞くのはとても興味深かった。 宿はい…

第15次去香港 Day 4

前夜にお持ち帰りしたちまきが相変わらずおいしく、興奮ぎみに家族でわけあった後、佐敦までいって裕華(それもこれもチムの裕華が閉店してしまったせい!不便!)でみやげものを調達。私は今回は楊さちこの本に薦められるがままに、漢方薬や化粧品など大量…

第15次去香港 Day 3

マカオへ行くの巻。MTRで上環まで行ってフェリー乗船。信じきれないほど寒かった。マカオに着くとまずはタクシーでセナド広場のほうへ向かい、広場近くのポルトガル料理屋でごはん。マテウスのロゼを飲みながらイワシの焼いたのやポークのリブを焼いたものを…

第15次去香港 Day 2

朝ごはんは糖朝。超定番(わたしの中で)の痩肉皮蛋粥、ワンタン麺、えびの腸粉プラスそれぞれに甘いもの。小豆のお汁粉みたいなものを所望した父のために私がみつくろってオーダーしたものが、いざ来てみたらごま餡白玉がしょうがのスープに浮かんでいるも…

第15次去香港 Day 1

15時頃にホテルに到着。今までずーーーーっと殺風景だった、YMCAのとなり(ペニンシュラじゃない側)が、ものすごくゴージャスな建物やショッピング街っぽく仕上がりつつあってびっくり。ひどい頭痛がしていたので、足裏マッサーヅでスッキリしたら治るか…

上野の阿修羅展へ。八部衆が超クール。中でも迦楼羅像の造形にしびれた。サンスクリット語ではガルダと呼ばれているみたいなのだけど、これって転じてインドネシアのガルーダと同じなのかな?人の波にもまれながら拝んだ阿修羅像はシュッとしていて美しかっ…

フラゲ!!

買った!旅先にもっていくべきかどうか迷う。家でゆっくり読みたい気もする。

インスタント沼

もー、大好き!!夏休みの始まりのようなわくわく感とだらだら感と休み終わりのほのかな寂しさ、という空気の中に万遍なく敷き詰められた小ネタと会話の妙にお腹いっぱいになって、ほんのりポジティブなきもちになって、見終わったあとちょっと元気になる感…

「スラムドッグ・ミリオネア」を観て以来、インド音楽モードが久々に再燃中。記憶の底から蘇ったインド映画映像をyoutubeで探したらやすやすと見つかり、懐かしさでいっぱいです。インドを旅したときに「ラジャ・ヒンドゥスタニ」という映画がすごく流行って…

蜂蜜幸運草 

DVD

漫画と平行して台湾版ドラマ鑑賞。原作の魅力と、ロビン・リー監督の愛らしくもシビアな感性が見事に調和している素敵な作品。 ジョセフ・チェンの真山っぷりがハマリすぎていて、私が一番共感を覚えるのが山田なので、真山のあまりにもアレなかんじ(真山の…

今更ながらに

最近ようやく「のだめカンタービレ」と「ハチミツとクローバー」を読破しました。なるほど納得の傑作!これは人気あるに決まってる(超いまさらですみません)!!特に、ハチクロの、人生のある時期のまばゆい輝きをたっぷり濃厚に閉じこめた、甘くて可愛ら…