2011-01-01から1年間の記事一覧

欧州・中東・亜細亜めぐり Day 5 ヨルダン(死海)

ビーチリゾートには一人で行かないのが自分のなかでなんとなくルールになっていたのだけど、死海が思い切りビーチリゾートであることに気付いたのは、朝おきて水着を着ているときでした。時すでに遅し。まあ、いいか、とプールサイドでひとり、イギリスで買…

一昨日の朝、目覚めて最初に窓外に見たのは輝く湖と草を食む羊、跳ねる野ウサギ。今朝は、対岸のイスラエルの乾いた陸地と死海。地球にはいろんな場所があるなあ。 昨夜ヨルダンに入り、今日は一日中プールや死海でぷかぷかしていました。死海、浮くわー。か…

欧州・中東・亜細亜めぐり Day 4 ロンドン-ヨルダン

美味しい朝ごはんのあと、散歩に出ようとホテルを出かけたら、金髪の若い目の覚めるような美人の娘さんがメイド服を着てロビーのあたりをお掃除中。ミス不思議の国のアリスコンテストがあったらぶっちぎりで優勝しそうな美しさ。もしもわたしが男子だったら…

欧州・中東・亜細亜めぐり Day 3 湖水地方-ロンドン

朝、カーテンをあけると、窓のはるか下をぴょこたんぴょこたんと何かが跳ねている・・・野うさぎ!フロプシー?モプシー?コットンテール(ピーターラビットの妹たち)?それともピーター?!最初は二羽いたのでピーターとベンジャミンバニーかしら?寝覚めの…

欧州・中東・亜細亜めぐり Day 2 ロンドン-湖水地方

目覚めるといい天気!BBCをつけるとハイドパークにも人が続々と集まってます〜、との報道。地下の朝ごはん室で美味しい食事をもりもり食べたあと、ハイドパークまでお散歩。マーブルアーチ周辺を行きかうひとたちがおおむね英国旗を持っていたり、"William l…

18年ぶりにイギリスに上陸。ロンドン市内をぷらぷら歩いていると、ロイヤル・ウエディングの熱気を直に感じられて楽しかった。 そして、ピーター・ラビットにハマった10歳の頃から憧れ続けていた湖水地方に移動してきました。目に入るすべての景色にときめき…

欧州・中東・亜細亜めぐり Day 1 羽田-香港-ロンドン

羽田(何度でも言うけれどやはり羽田発着は楽!!)より朝からキャセイ便にてまずは香港へ。やあやあ、ただいま!と香港に挨拶する間もなくロンドン行きに搭乗。キャセイの充実の機内エンタテイメントのおかげで映画やらGleeの連続鑑賞やらで12時間ほとんど…

休日

今日はお休みをとって、上京中の母と都内をうろうろ。明治神宮に行ったのすんごく久しぶりだったけど、あんなに気持ちのよい場所が身近にあるのに何故ずっと来ていなかったのかと惜しく思うほど、参道を歩くのが心地よかった。いいなあ。安らぐなあ。御苑は…

ガリバー旅行記

この企画を考えたひと天才。わたしがジャック・ブラックに求めているものが万遍なくつめこまれた楽しい映画だった。安心のクオリティ。ジャック・ブラックでおなかいっぱい!だいすき!ドレス姿がキュートすぎる。エミリー・ブラントの大げさな演技もかわい…

時計がほしいなー、と思うときにいつも心に描いていた理想の時計が、わたしが子どものころに母親がつけていた金色のきゃしゃな腕時計で、できればあの時計そのものが欲しいけれど、元祖・断捨離番長の母のことゆえ、もうとっくに破棄してしまっただろうと、…

ザ・ファイター

意外とさわやか。もっと、ずっしりどんより重い作品なのかと思っていたら、わりとあっさりしていて(途中、white trashの家族の濃厚なしがらみにむせかえりそうにはなるけれど)後味のよい映画だった。肝心のボクシングのシーンはけっこうさらっと描かれてい…

川島小鳥写真展「未来ちゃん」

待ち合わせまで微妙に時間が空いたな、と思いながら渋谷パルコに入ったら、本日はこの写真展の初日だった。いつだったかの『Brutus』の表紙になっていた未来ちゃんの表情にズキュンとハートを撃ち抜かれて以来のファンなので、わくわくしながら速効入場。 あ…

ブンミおじさんの森

森の中に黒い生き物、という構図がアンリ・ルソーの『蛇使いの女』を想起させ、ああ、なんだか好きな世界だなー、と思ったものの。ブンミおじさんのウィスパーボイスに癒されたものの。彼が失ったひとたちが食卓に集まってくる場面の幻想的な物悲しさと、淡…

英国王のスピーチ

すごくちょうどいい。軽すぎず重すぎず。ユーモアとシリアスの塩梅が非常に好みで、とても心地のよい時間をすごしました。 大人が劇的に自分を変えたりコンプレックスを克服したりするのは本当に大変なこと。でもそこをぐっとがんばって乗り越えようと試みた…

わたしを離さないで

いさぎよくエピソードを削りつつオリジナルな補足を若干いれながらも、原作のなかで丁寧に構築されたさりげなく異常な美しい世界をそこなわない、安定感のある脚本だなあ、誰が脚色したんだろう?と興味津々で見ていたので、最後にプロデュースと脚本でアレ…

ツーリスト

思ったよりも面白かった。なかなかに荒唐無稽なお話ですが、ポール・ベタニー様さえ見られればそれだけで満足です。あいかわらず素敵な薄眉っぷりにメロメロ。イタリアにいるのにとっさに口をついて出る言語はスペイン語、というデップが何度も繰り返してい…

台北の朝、僕は恋をする (一頁台北)

『一頁台北』ずっと観たかったので、普通に日本で劇場公開されて嬉しい!期待にたがわぬ洒脱さと愛らしさに満ち満ちたキュートな作品で、恋ってよござんすねえ、とあたたかな気持ちになる。そんなほんわか気分に包まれながら見る師大夜市や大安森林公園、誠…

恋とニュースの作り方

ハリソン・フォードとダイアン・キートンがはなまるマーケットみたいな番組のキャスターでチクチクやりあってる、みたいな図だけでもすごく可笑しかった。恋に仕事にきりきりまいする女子を見ながら元気がでるfeel goodな映画。 二週間前、想像を絶する残酷…

愚にもつかぬことをだらだらネットの日記に書いていられる、ただ普通の、あたりまえの生活がいかにしあわせなことだったのかと、つくづく、しみじみ思い知らされる日々。さまざまな脅威の連打は東京にいてもややしんどくて、被害の多大な地域にいらっしゃる…

イップマン 序章

『アンチクライスト』を見たあと速攻レイトショーで『イップマン』という流れで見たので、おだやかな葉問師父が「食o左飯未呀?」とか言ってるのを見るだけでなんかホッとした!黄又南くんを久しぶりに見た気がする。基本、ひな型は『葉問2』と同じ(やっぱ…

アンチクライスト

わたしの永遠のアイドル、シャルロット・ゲンズブールが、それは、もう、大変なことに。アンチクライストというよりもむしろ、イヴ=女性性に対するラース・フォン・トリアーの恨み節という印象を受けた。もう、勝手にやってれば、という感想しか浮かんでこ…

香港の旅日記を書いていたら、マラソン部分が異常な長さになったので、別途こちらに載せます。駄文長文ではございますが、自分の思ひ出記録と、今後万が一また気がむいて長距離走の大会に出ることがある場合の参考資料としてとりあえず。<はじめてのハーフ…

幸せの始まりは

図らずもさいきん物騒な映画を立て続けに見ていたので、ほんのり荒ぶる魂をロメンティック・コメディで中和するべくウキウキ見はじめたものの、話が進むにつれ、あれ?あれ?と、まったく乗り切れなくなってしまった。登場人物の言動がどれもツルッツルに上…

悪魔を見た

はやく映画おわらないかなあ・・・と何度も何度も何度も時計を見てしまった。長い!こわい!でも心がしびれる傑作! 前半はかなり多くの場面を耳をふさいで画面の外を見るメソッドで乗り切っていたのだけど、チェ・ミンシクの完膚なきまでのえげつなさに、ビ…

ヒアアフター

この映画の予告編を見る度にじくじく泣いていたのだけど、本編は思ったよりあっさり。おとなしい子どもが悲しそうにしている様子にはどうにも弱いので、その手の場面はまんべんなく泣いたものの(とくに地下鉄のシーンがすばらしい)あとはデイモンのしょん…

マッド探偵 (神探)

もー、なんだか至極めんどうくさい映画だった。嫌いじゃないゼ!!タイトル通り、マッドな探偵の奇行をぼんやりと見守る映画なのですが、劉青雲のくるいっぷりの切なさとおかしみのバランスが素晴らしい。 だいぶ前に香港でこの映画のVCDを買ってきていた…

東京に戻ってきてしまつた。東京が香港よりも素晴らしい点は、室内や車内が暖かいこと!今後の自分への覚書として、2月の香港に行く場合は大げさなくらいの冬支度で行くべしと記しておきます。今回の香港の寒さは本気でこたえた。18回目の訪問とはいえ相変…

第18次去香港 Day4

寝る前にみっしりと貼った湿布や運動した後に摂取したアミノ酸のおかげで、朝起きると恐れていたほどひどい筋肉痛ではなくて安心。とはいえ、ひとたびホテルを出るとちょっとした段差を降りたりするときに腿の前側になかなかの痛みが走るので、なるべくバリ…

第18次去香港 Day3

朝からマラソン。感想が長くなったので別途記載します。http://d.hatena.ne.jp/marik/20110308天后からMTRでホテルに戻ると、なぜか突然ヨガをはじめるロハスなKをしり目に速攻で湯船にお湯をはり、お先に入浴。走ったあとのお風呂は格別!すばらしい充足感…

完走!

香港マラソンのハーフ、完走できたー!世界一好きな街を楽しく走ることができて本当に幸せだった。自分の人生で21キロを走りきる局面がやってくるなんて、ちょっと前までは想像もつかなかったけど、香港だから頑張れたのかな。全然疲れを感じず、最後のほう…